2025/11/14
モル太郎は最近、夜空を眺めている。
星を眺めている。
肝油を飲んでいたら、小さな光の星が見えるようになっていた。
星を一点だけでなくて、全体を見るように眺めてたら星と星の間が見えるようになった。
だから、星座アプリを入れた。

ついでだから、このアプリで星の名前と星座を夜空と照らし合わせて覚え始めた。
そしたら、楽しい。
星空を眺めることが楽しくなった。
南東の空にオリオン座、リゲル、ペテルギウス東の空にアルデバラン、エルナト、五角形のぎょしゃ座のカペラ、西の空にデネブ、ベガ、アルタイルの冬の大三角、北の空のカシオペア座
毎日、空でこんな面白い出来事が起こってるなんて知らなかった。
星の名前を覚えるだけで夜空が楽しい。毎日出会って別れて、次の季節が恋しくなる。夏の星座が恋しくなる。
星の図形が頭の上で毎日のように描かれている。
知らなかった。星が見えるだけで、星の名前を覚えるだけで、星座を覚えるだけでこんなにも夜空が楽しくなるなんて。
全部わかる。
右に左に真上に前に後ろに、東南西北白発中。
どこに何があるのかわかる。
見えないものが見える。前見えなかった小さな星の光が見える。
まだ、カシオペア座の△しか見えていない。そのうちMの右側も見えるようになるのかな。
楽しみができた。
星座小話
天体観測をしながら散歩を始めて3日目、アプリを入れて2日目で流れ星🌠をみた。
流星を見たモルモット太郎はこう思った。
これは神様からのお告げだと。
「お前は星を見る運命である」「星を描きなさい」という。天からのお導きだと。
だって始めて3日目だよ。あまりに運命的すぎるよ。
でも、太郎は懐疑主義である。流れ星は一瞬だったし、目の端で感じた程度だった。
もしかしたら見間違いかもしれない。と思ったモル太郎は携帯で流星群の時期なのか調べてみた。

すると2日前の2025/11/12がおうし座流星群の時期だと分かった。
やっぱり、あれは流星だったんだと嬉しくなって。また見れないかなと粘ってみた。
ちょうど南東あたり。オリオン座あたりだった。そっちの方に視線を向けて夜空を目全体で感じ始めた。
すると5分も経たないうちに目の端に光が流れた気がした。
なんかおかしい。
光が流れた方角をもう一度じっと待って眺めてみた。
すると、また光が流れた。
今度は見落とさなかった。
夜空をつんざくラブホテルのサーチライトの光。
あぁ、モル太郎があの時みたのは流れ星なのか、はたまた愛の印なのか。
どっちだったのだろうか。