モルモット太郎は失敗ばかり。
大きい目標を掲げても結局何も変わらない。
そんなモル太郎は、なぜ失敗するのか気づいてしまった。
「根本的な考え方が間違っている。」
だから、失敗ばかりするのだと。
根本が間違っているとわかったモル太郎は、改めて成功するとは何かを見つめ直してみた。
そうすると、成功には２つの型と4つのタイプがあることがわかった。
そして、その成功パターンがわかると、自分がなぜ失敗ばかりで成功できないかがわかった。
今日は、その「成功するための２つの型と4つのタイプ」を紹介します。
（チャットGPTのわかりやすい例を交えて紹介しますので最後までお読みください。）
成功のパターンには４種類ある
もし、成功者を年収１０００万円以上の人だと仮定すると人口の何パーセントが成功者だと思いますか？
答えは５％です。
つまり、９５％の人間が間違った意識を持って行動していることになります。
そして、日本人の５％未満の人が以下の２つの型の4つのタイプの成功者のレールに乗っています。
成功のパターンはまず、縦軸で上下にボトムアップとトップダウン型の２つの型に分かれます。
下のボトムアップ型は多くの努力が必要になります。着実にステップアップして成功する意識と行動が必要になります。ほとんどの成功者がボトムアップ型です。
上のトップダウン型は才能や環境に恵まれたタイプです。生まれた時から恵まれた才能や環境を持っており大きな失敗をしなければ成功が約束されています。
そして、横軸は自分と他人の影響度の大きさによってわけられます。
成功において自分の「好き嫌い」や「資質」が大事なのが右側の
・ボトムアップ（芸術）タイプ：好き嫌い
・トップダウン（才能）タイプ：資質
成功において他人の「評価」や「資源」が大事なのが左側の
・ボトムアップ（評価バトル）タイプ：評価
・トップダウン（人脈環境）タイプ：資源
です。
この２つの型と４つのタイプを知れば自分が今どのレールに乗っているのか？はたまた、乗っていないのか？自分の立ち位置を理解できます。95%の人間（成功できない人間）がこのレールの枠外になります。
モル太郎
モルモット祐太郎
もし、どのレールにも乗っていないとすれば、あなたは今すぐにボトムアップ型のレールを探しましょう。ボトムアップ型の人間がトップダウン型で試みると99%失敗します。
ボトムアップ型
まずボトムアップ型の成功パターンを説明をします。
ボトムアップ型の成功は、コツコツと小さなステップを踏みながら、経験を積み重ねていくプロセスです。幼稚園、小学生から始まり、学校やスポーツ、仕事などで段階的に認められていくパターンです。ここで重要なのは、成功が積み重ねによるものだという点です。努力や失敗を通じて、自分の能力やスキルを向上させ、結果として周囲に評価され、さらに大きな成功へとつながっていく。
ボトムアップ型は芸術タイプと評価バトルタイプの２つの成功パターンがあります。
1. 芸術タイプ：個人事業主成功パターン
このタイプは、 社会に対して、小さく商品や作品を作って発表・発売して改善することで段階的に成長していくタイプです。
0から１を生み出す必要があります。
好きをモチベーションにしてとにかく作り続けます。
モルモット祐太郎
具体例を見ていきましょう。
- 例1 アーティスト:
筋肉が好きな人間が独学で絵を学び作品を作る。好きが転じて、SNSやローカルの展示会で筋肉の作品を発表し続けた結果、徐々にフォロワーやファンが増える。大きな資金や宣伝に頼らず、作品と自己発信でファンを獲得し、徐々に成功の階段を上がってプロのアーティストになる。 - 例2 ミュージシャン:
ギターが大好きな人間が、自分で作曲・録音を行い、作品を作りインディーズとして活動を始める。地道にライブや自主制作でファンを増やしながら、少しずつ業界内での認知度を高めていく。やがて音楽業界に認められ、メジャーデビューにつながる。 - 例3 料理人：
料理を作って人を喜ばせるのが好きな人間が小さな店で修業を積み重ね、地元の評判を高めた後、自分の店をオープンして成功するケース。初めは限られた資源しかなく、広告や大きな後援もないが、技術と味が口コミで広がり、少しずつ知名度が上がる。 - 例4 起業家や技術者:
起業家や技術者が、自分のアイデアをもとに小さなプロジェクトやスタートアップを立ち上げ、投資を得て商品を作り徐々に拡大していきます。初期の資金やサポートは少なく、自分の能力と工夫で問題を解決しながら少しずつ成功を収めていく。
このタイプが成功するためにはまず、商品や作品、お店を作らないことには始まりません。そして、その商品・作品を発表・販売することが大切です。その過程で、人から評価されて良い評価を得続ければ認知されて規模が拡大していきます。
評価を受けていないということは宣伝の仕方が間違っているか、商品に価値がないか。そのどちらかです。
商品・販売 ＋α（評価・改善）
作品・発表 ＋α（評価・改善）
この言葉がキーワードになります。
とにかく、成功したければまず商品や作品を作りましょう。評価や改善は気にしなくていいです。
自分の好きというモチベーションを頼りに自分軸で作品を作り発表し続けましょう。
ファンがいるから作品を作るのではなくて商品を作ったからファンができる。
０人のライブをするからファンができるのです。
モル太郎
いますぐ、モル太郎グッズを作らねば！！
モルモット祐太郎
続いては、評価バトルタイプです。
2. 評価バトルタイプ：サラリーマン成功パターン
組織の中で上司やコミュニティの信頼を得て成功するタイプ。
とにかくこのタイプは、同僚や上司、ボス、監督、仲間の信頼・評価を勝ち取ることが成功につながります。
そのため、相手が何を欲しているかを常に考え行動する必要があります。
それでは具体的な例を見ていきましょう。
- 例1 会社員: 学生がアルバイトやインターンで経験を積み、新入社員として入社し、日々の努力や誠実な仕事ぶりで上司に認められ、少しずつ出世していく。小さな仕事から始め、実績を少しずつ増やしてキャリアを構築するスタイル。
- 例2 スポーツ選手: スポーツ選手が、無名の地域チームから地道に練習を積み、試合で結果を出して注目を集め、徐々にプロの道を切り開く。最初は低いレベルからのスタートだが、監督や仲間に認められて自らの努力と継続で階段を上り続ける。
- 例3 地域の団体: ボランティア団体で学校や地域のサポートを得ながら少しずつ活動を広げる。信頼と実績を積み上げることで周囲からの協力やリソースを得て、最終的に社会的に認知される成功を収める。少しずつ社会的な影響力が増し、地元での知名度や支持が高まる。
ボトムアップ型の評価バトルタイプは体系化された組織の中で徐々にステップアップしていきます。上司やコミュニティのボスから高い評価を受けることが大切になります。また、評価バトルタイプは、コミュニケーションが必要などこのシーンでも使われている成功の型なので、対人関係が発生する状況においては常に意識すべき型です。
モル太郎
モルモット祐太郎
このタイプにおいて、大切なことは上司やボスが欲しているものが何かを常に考えて相手の欲しいものを提供することです。
評価されるのではなく「自発的に評価というバトルフィールドを頭の中で作って相手を倒す」意識が大切です。
こちらの記事でより詳しく、評価バトル成長法式について紹介しています。
ニートは苫米地英人のアフォメーションで現実を超えられるか？【実体験】
注意：もし、あなたが良いものを作ったり良いことをしても、その対象（評価者・業界）に求められている物事を提供しなければそれは評価されない。成功できない。
モル太郎
モルモット祐太郎
ボトムアップ型まとめ
大きな目標を掲げて中途半端に終わって成功できない人は、ボトムアップ型の意識と行動ができていません。モル太郎が特にそのタイプでした。
「芸術タイプ：楽しい好きをモチベーションに小さく物を作って発表して評価を受け改善する意識・行動」
「評価バトルタイプ：一人の相手から良い評価を得る方法を考える意識・行動」
この二つの意識がなければ確実に成功から遠ざかります。
ボトムアップ型のこれらのプロセスでは、失敗や挫折、恐怖がたくさん生まれます。成功者になるには失敗、挫折、恐怖を考える暇などありません。とにかく、実行あるのみです。このタイプの道はとにかく、いばらの道です。
わたしは失敗、恐怖を置き去りにする成功者の新しい行動様式をこちらで提唱しています。
直観即行動の本質：AI時代の最強IDサイクル（Intuitive Do）
モル太郎
モルモット祐太郎
次は成功できない人間とボトムアップ型の成功者の違いについて説明します。
「ボトムアップ型の成功者」と「あなた」との違い
ボトムアップ型の成功者は幼少期から成功を積み上げています。そりゃモル太郎が勝てるわけありません。
彼らの多くは幼少期に家族から才能を認められて、その才能を育てられてボトムアップ型の成功者になっていきます。
モル太郎は、幼少期に小さな成功体験がありませんでした。好きなことを伸ばす教育を受けずにのほほんと育ちました。そして、大人になっても何も考えずのほほんと生活していました。なぜ、自分は成功できないのかいつも悩んでいました。
幼少期の成功体験から段階的な経験値がない人が成人してから成功するためには尋常じゃない努力と気づきが必要になります。まずは、成功者と自分の違いを認識することから始めましょう。
５％の成功者は意識しなくてもボトムアップ型orトップダウン型の成功者の意識を持ち成功のレールに乗っています。
芸術タイプのレールに乗り続けるためには、「自分自身の好きという感情に気づいて、その感情を原動力に行動をし続けること」が成功の確率を高めるのです。
評価バトルタイプのレールに乗り続けるためには、「一人の人間の評価を勝ち取る意識と行動をし続ける」必要があります。
いばらの道だけどこの意識と行動を手にしたあなたは必ず成功できます。
あきらめずに、行動し続けましょう。
モル太郎
モルモット祐太郎
それでは、次はトップダウン型について説明します。
トップダウン型
一方、トップダウン型の成功は、初期から大きなリソースや機会を与えられることが特徴です。生まれつき特権や地位を持っているか、あるいは特定の機会で一気に評価されて、その後は大きな変動がないパターンです。このタイプの成功は、運やタイミング、大きな権力に左右されることが多く、本人の努力や経験の積み重ねが成功の条件ではない場合もあります。
トップダウン型のリソース（才能・環境）がボトムアップ芸術タイプの商品や作品に値します。
彼らは生まれながらに商品・作品（価値のあるもの）を持って生まれます。なので、芸術タイプのように作品を生み出す必要がありません。
その為、トップダウン型はリソースが何かまず知る必要があります。
こちらがリソース一覧になります。
トップダウン型になるためのリソース一覧
才能タイプ：自身の持っている特別な能力（内在価値）
- 頭脳：IQが高い。
- 性別・容姿：女性である、美人、イケメン、モデル並みのスタイル、声が良い。
- 運動能力：全国で１番上手い。
- 芸術的才能：美術コンテストで１番。
- カリスマ：血統・性格・特別な能力の有無。
- 後天的カリスマ（人気）：フォロワー数。信者の数。
人脈環境タイプ：他人の能力（親や友人）、環境の能力
- 他人の資本：親の財産や投資機会、富裕層とのネットワーク、一等地の不動産所有など。
- 他人の権力：親や親族の地位、政治的コネクション、情報拡散能力。
- 他人の能力：親や親族、友人の専門的な能力、土地の商業的価値や影響力、会社のブランド力やリソース。
トップダウン型の成功には
・才能タイプ
・人脈環境タイプ
の2パターン存在します。
上記のリソースを持っている人がトップダウン型になる可能性が高いです。
これらのリソースがない場合はトップダウン型で挑むことは無謀です。ボトムアップ型に切り替える必要があります。
モル太郎
モルモット祐太郎
それでは、トップダウン型の成功パターンの例を具体的に見ていきましょう。
トップダウン（才能）タイプの成功パターン
才能タイプでは才能を磨いてくれるエスカレーターに乗ることが大切です。
その為、注目を浴びる機会を補足する情報収集力と、何度も実行する試行回数が成功のカギになります。
才能タイプは成功のレールに早期に移行することで、その後は大きな支援を受け、さらに多くのリソースや機会が与えられます。一度このエスカレーターのレールにのれば、最初に築いたファン層や支持、信頼が土台として機能し、本人が以前と同じレベルの努力をしなくても人気が継続しやすい状況が整うため、成功を維持しやすくなります。
それでは、才能タイプの成功パターンを見ていきましょう。
- 頭脳：研究者
- 例1 研究者: 優れた知的能力を持つ天才とされ、早い段階で名門大学や一流の研究機関に引き抜かれるケースです。大学や研究機関が大規模なサポートを行い、早くから学術界に名を残す。
- 例2 研究者: 幼少期から高度な知識を持つため、メディアに注目され「神童」として頻繁に取り上げられる。周囲の期待と後押しがあり、成功の道が半ば保証されている状況。
- 容姿：モデル、俳優、歌手
- 例1 モデル: 端正な容姿を持ち、偶然のスカウトでモデル事務所に所属。最初から大手ブランドの広告に起用され、若くして多くの支持を得る。
- 例2 俳優: 大規模なシンデレラコンテストで優勝し、芸能事務所と契約。事務所の支援でデビュー後すぐにCMやドラマに起用され、一気に知名度が上がる。
- 例3 歌手: 音楽オーディションでグランプリを獲得し、大手レーベルと契約。初リリースから注目を集め、テレビ出演やタイアップなどの後押しで短期間でスターに成長。
- 運動能力：アスリート
- 例1 アスリート: 特異な運動能力を持つアスリートで、若年から一流のクラブチームに所属。スポンサーやメディアから多くの支援を受けて成功を維持し続けるケース。自らの能力は突出しているが、通常の努力よりも早い段階で評価され、環境が整っているため成功が保証されやすい。
- 例2 アスリート: 卓越した身体能力により、若くして名門スポーツクラブから特待生待遇で入団。短期間でプロ契約を獲得し、一流選手となる。
- 芸術的才能：芸術家
- 例1 芸術家: 幼少期から秀でた美術的センスがあり、画廊の推薦で個展を開き注目を浴びる。その後も評価が高まり国際的な場へ進出する。
- 例2 芸術家: 特殊な芸術的才能があり、早期にスカウトされて有名なアーティストの指導を受ける環境に置かれる。結果的に、自分でキャリアを切り開くというよりも、既に整備されたレールに乗るだけで成功を手に入れるパターン。
- カリスマ（血統・性格・特別な能力の有無）：政治家、芸能人
- 例1 政治家: 政治的に名高い家系とカリスマ性から、周囲の期待を集めて若くして組織のリーダーとして登用される。
- 例2 芸能人: 家族や親族が有名な芸能人や著名人で、その影響で本人も注目される。個人の実力が問われることなく、親族の影響力と人気に頼ってデビューが決まり、活動が保証される。
- 後天的カリスマ（人気）：インフルエンサー
後天的カリスマはボトムアップ型からトップダウン型になるタイプです。- 例1 インフルエンサー: SNSでの発信が大きく拡散され一気に注目を浴び、芸能イベントへの招待やメディア出演が続き人気が拡大する。
容姿や声、能力を褒められたことがある場合は才能を磨き、何度もあきらめずにコンテストに応募・出場しましょう。最低99回は応募しましょう。コンテストでグランプリを勝ち取ればトップダウン型の成功のレールがあなたに待っています。あとは、その中で決められた仕事をこなすことに全力を注げば成功を維持できます。
この成功のレールに乗るためには、リソース・運（試行回数）・タイミング（機会の捕捉）が鍵になります。
モル太郎
モルモット祐太郎
エスカレーターの種類
才能型が成功のエスカレーター（成功を加速させる機会や環境）に乗るためには、以下のようなエスカレーターがあります。重要なのは、これらを見つけることや、乗る行動力です。
それぞれの型とタイプにあったエスカレーターを紹介します。
- ボトムアップ（芸術）型
- SNSやオンラインプラットフォームでの発信 現代のエスカレーターの一つとして、SNSやYouTube、Twitterなどのオンラインプラットフォームを活用することがあります。自分の才能を発信し、フォロワーやファンを獲得することで、スポンサーやビジネスチャンスが生まれ、業界の重要な人物から注目を受けるきっかけになります。
- コンテストやアワード 自分の才能を証明するために、コンテストやアワードに参加し、評価を得ることもエスカレーターです。例えば、音楽や芸術、ビジネスのコンテストで評価されることで、業界内での認知度が上がり、次のステップへの扉が開かれることがあります。
- ボトムアップ（評価バトル）型
- 成功した企業への入社 世界的な企業や急成長しているスタートアップに入社し、実績を積むことは、才能を引き上げるエスカレーターの一つです。特にイノベーションや新しいビジネスモデルに関わる企業で働くことは、才能を発揮しやすく、業界内での認知度も向上します。
- ネットワーキングイベントやカンファレンス 業界の重要なネットワーキングイベントやカンファレンスに参加し、他の才能ある人たちと出会うことは、成功のエスカレーターを得る大きなチャンスです。こうした場所では、実際に会って話をして評価を勝ち取ることで、次のチャンスに繋がることがあります。
- トップダウン（才能）型
- 特定の業界のメンターとの出会い 優れた才能を持っている人は、自分の成長を加速させるために、業界で影響力のあるメンターと出会うことが非常に重要です。良いメンターは知識や経験を提供してくれるだけでなく、貴重なネットワークをもたらし、キャリアを飛躍させる機会を提供してくれるエスカレーターになります。評価を勝ち取って仕事をもらったり、人を紹介してもらいましょう。
- エリート教育や専門学校 有名な学校や高いレベルの専門的な教育機関で学ぶことで、同じように優れた才能を持つ仲間や、学業以外でも貴重なチャンスを得ることができます。こうしたエスカレーターは、学びながら社会的なネットワークを広げる重要な道となります。
- トップダウン（人脈・環境）型
- ブルーオーシャン（時流に乗ったプロジェクトやトレンド） 例えば、AIやクリーンエネルギー、脳科学など、ブルーオーシャンで時流に乗ったプロジェクトに参加することは、才能型の人にとって大きなエスカレーターとなります。新しい分野でのイニシアティブやプロジェクトに早期に関わることが、その後のキャリアに大きな影響を与える場合があります。
- 社会に求められている価値と才能が一致 成功するためには自分が提供できる価値と社会に求められている価値を一致させる必要があります。例えば、テレビでギャルタレントが求められている時期に自分がたまたまギャルで知名度があって起用されるなどです。社会に求められている価値（キャラや能力、物）を提供する必要があります。常に何が求められているのか、自分は何が提供できるのかメタ認知する必要があります。
これらのエスカレーターに乗っていない人は必ず成功のエスカレーターを見つけだして見つけ次第、迷わずに乗り込みましょう。その為にはタイミングや機会を逃さない意識が必要になります。
モル太郎
モルモット祐太郎
次は、人脈タイプの成功パターンです。
トップダウン（人脈・環境）タイプの成功パターン
トップダウン（人脈・環境）タイプでは、運による要素が大きいため、最初から与えられた大きなチャンスやリソースを維持することが課題となります。ボトムアップ型のように自分で築き上げていくプロセスはあまり重視されません。成功の維持は「大きな失敗をしないように過ごすこと」や、「指示をこなすこと」に重点が置かれ、成功までの過程に大きな挑戦や試行錯誤がない場合もあります。
- 他人の資本：
- 例1 親からの資金の援助: 裕福な家庭に生まれ、親の援助で一等地の不動産を取得し起業。高額投資のチャンスも与えられ、事業が安定して成長を続ける。
- 例2 親からの経済援助と一流教育: 裕福な家庭環境で一流の教育を受け、経済的な後押しで自身の事業を立ち上げ、成功を維持する。
- 他人の権力：
- 例1 地盤看板カバン: 親や親族が著名な経営者や政治家である場合、若いころからビジネスや政治の世界に引き入れられ、重要な関係者や顧客とスムーズに繋がる。本人の経験やスキルがそれほどなくても、親族の信頼や影響力で高いポジションを獲得。行政や産業界での人脈を活用し、事業の円滑な進行や迅速な拡大を支援される。
- 例2 親のコネクション・業界の忖度: 芸能人の子どもが、親の友人や業界の知人のつながりでデビューが決まり、特別なオーディションを受けなくても役が与えられる。知名度や評価も、親の影響で急速に広がり、キャリアが軌道に乗るケース。
- 他人の能力：
- 例1 家族の能力とブランド : 家族の持つ専門知識やブランド力を活用し、経営や営業で優位に立ち、着実な成長を実現している。
- 例2 親の専門的なアドバイス: 親が有名な弁護士で、子どもは最初に別の業界でキャリアを積む。子どもがビジネス界で起業しようとした際、親の法律事務所の人脈や法的アドバイスを活用して、契約や交渉をスムーズに進める。
- 例3 恵まれた環境とエリートな人脈: 上流階級の家庭に育ち、学歴や環境から自然にエリート層と親しくなる。大学時代には、親友が起業したテクノロジー企業の立ち上げに手を貸し、その手腕が評価される。成人後、友人から大手企業の重要なプロジェクトを任され、成功を収め、ビジネス界で大きな影響力を持つようになる。
モル太郎
両者の違いとバランス
ボトムアップ型は積み重ねと努力による成功が強調され、トップダウン型は大きな機会やリソースが与えられた成功が強調されます。ボトムアップ型は、たとえ最初にリソースがなくても、時間と努力でそれを得ることができ、成長や達成感が伴います。一方で、トップダウン型は一度成功すればその後は大きなリスクを伴わない場合が多く、安定感があるものの、挑戦が少ないという側面もあります。
ただし、現実的には多くの成功はこの二つが混ざり合っています。例えば、トップダウン型で与えられたリソースをボトムアップ型でさらに成長させていく場合や、逆にボトムアップで積み上げた成功がトップダウン型の大きなチャンスに繋がる場合などです。
まとめ
もしあなたが現在、失敗だらけだったとするならば自分が今どの立場なのかを把握することが非常に大切です。そして、この記事を見たあなたは、もうすでに何をすればいいかわかるはずです。
モル太郎と一緒に成功のレールを進みましょう！！
モル太郎
直観即行動あるのみ！！
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