ニートは苫米地英人のアフォメーションで現実を超えられるか?【実体験】

この記事は、アフォメーションで陥りやすい罠。アフォメーションの本当の使い時。なぜあなたはアフォメーションで失敗するのか。をモル太郎の実体験とともに理解できます。

モル太郎

私はニートの実験用モルモットである。

そんなニートのモル太郎が

苫米地英人のアフォメーションを1週間やってみた。
C・ロナウドのようにバロンドールをなんども獲得して観客から尊敬の眼差しを浴びている。
臨場感をもって1ヶ月やった。毎日やった.

その結果、

わかったことは、モチベーションが下がった。

まず初めに、不可能すぎてどうやるんだよ!!となった。
情報処理能力が追い付かず、何をやればいいのか定まらなくなった。
やるべきことが増えて、情報が増えすぎた。

結果、優先順位もなく色んな事に手を付けすぎて、中途半端になった。

アフォメーションをしてモル太郎が気づいたこと、わかったこと。

成長・成功の方法には2パターンあるということ。
アフォーメーションは成功のひとつの道具に過ぎないこと。
他の道具と組み合わさって初めて成長できるということ。

モル太郎

実現不可能なことはマジで実現不可能。

そう、私は実験してアフォメーションは「成功するための一つの意識の道具に過ぎない」ということを理解した。
アフォメーションだけでは成功できないとしたら
さて、どのようにしたら成功できるのだろうか?

成功の2つの意識

成功するためには2つの意識を切り替えて使わないといけない。
道具を持ち変えるように、自分の意識をそれぞれ時と場合に応じて切り替える必要がある。
その意識は以下の2つだ。

  1. アフォメーション的成長法式の意識:高い目標を掲げて無意識を働かせスコトーマを外す。
  2. 評価成長法式の意識:目の前の事をこなして評価をうけること以外は考えず、段階的にステップアップする。

少なくとも、この二つの意識を使う必要があったのである。
どちらかだけしか使わない場合は高い成長はできない。と考える。

どちらの意識も自覚して、「自分を成功させるための道具として利用するんだ」と気づかなければ成功できない。
私には評価成長法式の意識がかけていたのである。

それでは、まずアフォメーション的意識のデメリットとメリットについて私の失敗を元に深く話したいと思う。

1. アフォメーション的意識の成功法

アフォメーションは現状で不可能な領域に目標を掲げ無意識の臨場感を高め、行動を促進する方法である。しかし、誰しもがこのアフォメーションを上手く有効活用できるわけではない。私はそう思う

まず私が感じたアフォメーションのデメリットを紹介する。

アフォメーションのデメリット

・無力感
・情報がパンク

・現状の仕事が嫌になる

コンフォートゾーン外の高い目標を掲げれば、自分とはあまりにもかけ離れすぎて無力感を感じて何をしたらいいかわからなくなる

まさにモル太郎がそうなった。

また、バランスホイールのすべての分野で高すぎる目標を掲げると、意識が分散しすぎて何をしたらいいかわからなくなる。情報がパンクして何も選べない状態が生れる。

さらに、現状の仕事に無意識が不快感を感じて精神を壊してニートになった。
モル太郎が高い目標を掲げたためにニートになった体験を記した記事は以下である。


臨場感を高めて多くの眼差しを浴びていると想像している瞬間は気持ちいいが、それだけだった。勝手に身体が動き出すなんてことは100%ない。

【実体験】大谷翔平に憧れてアフォメーション


自分が30代なのにメジャーリーガーになって大谷翔平のようになりたいとアフォメーションをした。
結果、押しつぶされた。

モル太郎

無理じゃん・・・

大谷翔平みたいに野球の殿堂にのりたいと願うのが小学生なら問題ないかもしれないが、ニートな大人が明らかに実現不可能性の高すぎる夢を掲げるのはモチベーションを下げるだけだった。
なぜなら、大谷翔平のようなるには、タイムマシーンや若返りの薬が必要になるからである。それを開発する必要があり、勉強を一から始めないといけないのだ。お金も時間も圧倒的に足りない技術も職も持たないニートには不可能性しかない。
大谷翔平のようになりたいだけなのに、いつの間にか「ニート vs 宇宙の法則」なのである。
物理法則を捻じ曲げないといけない。

高級な水を得るために海を作るようなものなのだ。

何度アフォメーションをしても、現状に対する不満がたまっていった。

モル太郎はただのニートのままで
やりたいことが増えても、無能なニートの範囲内でできることしか手が伸びないのである。

さらにアフォメーションが悪い方向に作用すると、現状の仕事に対するモチベーションを下げたり、現状の自分との乖離により精神的に壊してしまう可能性がある。そして、最終的に仕事を辞める方向に身体が動いてしまう。
これに関して、自分の実体験を交えてこの記事で紹介している。

モルモット太郎 ニート イラスト ニートになる ひきこもり 【実体験】人はどのようにしてニートになるのか。【一発逆転モル太郎ケース】

ただアフォメーションには大きなメリットが存在する。
使い方を間違わなければ有力な見方になる。
今から、自分が実感したメリットを紹介する。

アフォメーションのメリット:望遠鏡とアンテナとフラッグ

・望遠鏡

望遠鏡のように遠くを見ることでそこに行きたいという知的好奇心を奮い立たすことができる。すべての事が目的地につながると自覚することで、目的地への行程が自分の好きなことになるのである。勉強がきらいな子供には有効だ。アフォメーションを行うことで物事に興味を持たせることができる。
しかし、大人は勉強が夢につながっていることは鼻から理解している。だから、アフォメーションの望遠鏡としての役割は大人には効果が少ない。

・アンテナ

アフォメーションは、スコトーマを外すための手段として利用するのも有効である。
高い目標を掲げて、自分自身の臨場感を高めることで今まで素通りしていた情報をキャッチできるようになる。
まさにアンテナの様な役割を持っている。

・フラッグ

高い目標を掲げていれば、こいつは面白いやつだと思って人が寄ってくるパターンがある。
ばかげた目標にマスコミも注目する。これはバンドの武道館でライブをやりたいと目標を掲げると応援する人を集めるのと同じである。
しかし、フラッグとして目標を掲げる場合は、現実的な目標と理想の目標の二つを掲げると良いかもしれない。あまりに現実離れしすぎた目標を掲げるだけでは誰もついてこないパターンもあるからだ。

なので、今のモル太郎はあくまでアフォメーションは、スコトーマを外す手段(情報のアンテナ)として利用する。
使う時は、情報がパンクしないよう今集中すべき課題に不必要な情報はシャットアウトする。
それに気を付ける。

ボトムアップ的な意識:評価バトル成長法式

続いて話すのはボトムアップ的意識の成長法である。

この方法は、何も考えずに目の前の事をこなしてステップアップする成長法である。
正確には一人の人間の評価を得るためにだけ考え行動する成長法だ。

考え方はいたってシンプル。
この人に凄いと思われたい。こいつを見返したい。ぎゃふんと言わせたい。それだけ。
実現不可能性の高い目標はいっさい考えない。

とにかく行動をして着実に目の前のタスクをこなして確実に評価を得ることだけを考える。
アフォーメーションをしていないから、変な情報が入らない。だから目の前の仕事に没頭できる。
確実に仕事をこなすことができる。
i + 1の少し手を伸ばせば実能できるレベルの目標を掲げて仕事をこなして着実にレベルアップをして成長する。

これは言語学者のスティーヴン・クラッシェンが提唱した言語習得のインプット仮説に通じる。
インプット仮説は、没入して、目の前の手の届くか届かないくらいの難しさの課題を大量にクリアして成長する方法だ。

モル太郎

他己評価されることがないニート。自己評価だけは高いニート。
それがモルモット太郎。

つまり、ワンピースのルフィーが段階的に中ボスを倒して仲間を増やして強くなっていく過程と同じ道を歩むのである。

「評価というバトル方式で現実の問題や敵を倒していくRPG」であると考えるのだ。
評価されるのではなく自発的に評価というバトルフィールドを頭の中で作って倒す

問題を解決したり、相手の欲しいものを提供して、
相手から良い評価を受けて信頼を勝ち取ったら、そのステージはクリア。そして仲間になる。
という考えである。
成功者は実はこの考え方を無意識的にやっているのではないかと思う。

しかし、ある段階になると、成長は行き詰る。
大局的な見方が必要になる。
その時初めてアフォメーションが役に立つ。
スコトーマを外し無意識的に集めた情報が、役に立ちステップアップにつながるのである。
そう、評価バトルで役に立つ情報が集まるアンテナが必要なのである。

また、今まで評価バトル法式で積み上げてきた信頼と、アフォーメーションによる高い意識に「この人ならできるかもしれない」と人が集まるのである。共通理念を持った仲間をあつめるフラッグにもなるのである。

モル太郎
モル太郎

人を集めるには目標だけじゃ集まらない。実現できそうなリアリティが必要なのだ。

モルモット祐太郎
モルモット祐太郎

理想的な目標にリアリティを感じさせるにはキャラクターと能力と実績が必要だ。その為に評価バトル方式で成り上がらなければならないのだ。

けつろん

だから、成功したいならこの二つの考え方を知っておく必要がある。アフォーメーションだけでは、情報の渦にのまれる。
その時に必要な意識のツールを使わないといけない。

この二つの成長法を、あえて対立するものではなく、目的に応じた「ツール」として使い分け、目の前のことをこなす評価成長法式で基礎を固め、次の段階でアフォメーションを活用してスコトーマを外すことで、さらに上のステージへと進むことが可能になる。これこそがニートが成長するための方法なのだ。

モル太郎

アフォメーションだけを使って他のモルモット達が私のように悲惨な結末にならないことを願う。

なぜ苫米地はアフォメーションだけを説明するのか

苫米地英人はお金の洗脳を解くために「君は1万円札を破れるか?」といった本を販売している。
この本は、メッセージなのである。

アフォメーションという苫米地英人の作った世界(ルール)を自分の頭・身体で考えて破れ!!
「思考を他人に譲るな!!もがいて自分で成功の方法を見つけろ!馬鹿野郎!甘えんな!」というメッセージだったのかもしれない。

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